何処に行っても改善できなかった時の新しい整骨院です
麻布十番店・みずほ台店時代の記録を掲載。院長治療およびSCM(SaitoClinicalMassage)は現在のからだのソムリエコースとなっています。
腱鞘炎
昭和45年生まれ。主婦の改善例
▶症状
1年くらい前から腱鞘炎となった。手に保護バンドをつけ、その中に湿布薬を貼っている状態で来院される。痛みのためビンのキャップを開けられない、雑巾も絞れないという状態を報告される。
▶治療歴
なるべく指を動かさない指導を受ける。そのため手にグローブのような保護バンドを付け、湿布薬で5指が冷たくなっていた。また置き針をしていた。
▶改善まで
4月26日
右手に保護バンドをはめ、バンドの下に湿布薬を貼っているという状態。さらに置き針を何箇所かしているという不安な状態で見える。手のバンドをとっての治療というのに非常に不安を覚えられ、せめて湿布薬を貼ったままでという依頼であったが、湿布薬をとり治療をはじめる。側頭筋から始め、背中をゆるめた段階において腕の挙上が楽になり、その点で手を動かしてもらうと、恐る恐るの動きでギクシャクしている。手も冷たく、接骨院で手を動かすな、指を動かすなと、動かさない治療であったためか血液循環が悪かった。
この状態は寝たきりでいる人と同じ筋肉の硬さだと感じた。つまり手術などによって、一カ月以上の間、ベットで寝たきりなっていた人が、急に歩くと足に痛みが出るように、筋力が衰えたための痛みということがみてとれた。そのため運動をしてもらう。手の指を動かすことに恐れがあるために、肘を曲げたり伸ばしたり、肩の内旋、外旋運動を中心に動かしてもらう。さらに椅子に座り、首、肩、背中を調整し、牡牛のポーズをすると、簡単に出来てしまった。そのあと上腕及び前腕マッサージをしたところ、ご自分で指を自然に動かせるのに驚かれる。その後、治療院にあったペットボトルのキャップを開けることができるようになり、更に布を使った雑巾絞りも可能となる。
4月29日
日常生活に不便を感じないまでに回復。1年間、接骨院に通ったが何の治療効果も見えず、かえって痛みが残り、その痛みのままこの先何年間も暮さなければいけないと思っていたのが、1回の治療でほぼ痛みがとれたことを非常に感謝してもらった。立位での腕立て伏せ、立位での背中伸ばしを指導し、終了する。
昭和28年生まれ。女性の改善まで
▶症状
ピアノの先生であり、右手首を回したり、ピアノを弾くときに手首の痛みが起きる。また、右の親指が痛い。意識しないで手首を使うと激痛がでる。
▶治療歴
病院に行き腱鞘炎と診断され、湿布薬等での治療を受けた。
▶症状改善まで
12月26日
右の手首痛。回内位にしたときに茎状突起が異常に出る。回内位にした時に、手を広げると指が痛い。牡牛のポーズのとき右腕を後ろに回すと、凄く痛い。しかし大胸筋マッサージ後に再度してもらうと楽になる。多少、肘関節が「く」の字になっているようで、猿手矯正を施す。猿手矯正をした結果、首、肩が楽になり、腕も楽になる。幾分か指を動かすときの痛みが消えてくる。
12月29日
座位において、私が両腕をうしろに引っ張り、私の足の指で背中をマッサージすることによって、背中の凝りおよび大胸筋ストレッチの状態で背中をマッサージすることによって、首が非常に楽になる。ピアノを自分で弾いているだけではよいが、生徒に教えるという状態において、体の片側運動が始まった。
翌年1月5日
右肘周辺のマッサージで手の開きによる痛みが軽くなる。手関節伸展をする、前腕背側筋をゆるめることによって、手の開きが楽になる。また背中の丸みを私の足の指を使ったマッサージによってほぐす。
1月14日
だいぶ楽になってきたのでテーピングの指導をする。このころから後で手を組む牡牛のポーズが両側可能となる。大胸筋のゆるみが出てきたのと、上腕二頭筋による固さがとれてきて上腕二頭筋マッサージによって上腕二頭筋付着部である肩関節の関節上結節に向う長頭筋マッサージによるためか、後で手を組むのが楽になる。
2月11日
テーピングをとっても手首の痛みが再発しない。そのため終了し、リラクゼーションに移す。
2月25日
リラクゼーション部門に来院される。チーフが手技を行う。手の痛みはないが右腕が張ってきたということで、右腕のマッサージを丁寧に施すことによって非常に楽になられる。この結果、リラクゼーション部門でも施術を開始する。
ソムリエコース 実績・他の施術












